弥生株式会社(以下「弥生」)は会計等の業務ソフトの開発販売を行う日本を代表するソフトウエア会社です。2012年9月期の決算で過去最高益を達成し、10月に大入り袋が配布された活気ある弥生の社内では、日頃の会議や日常的なフィードバック等の中でSLII(R)用語である「S1」「D1」「後退」などという言葉が使われ、SLII(R)を基盤にした全社的な共通言語が形成されています。
その結果、定期的に行っている社内調査において「私の直属の上司は日常の業務遂行について理解し支援してくれる」という項目は、2010年の社員の満足度52位(不満足度で第2位の重要課題)から、SLII(R)導入後の2011年には満足度10位にまで急上昇しました。
SLII(R)は、日常の業務においてリーダーがメンバーとのコミュニケーションを通じて部下を育成するメソッドであるため、このアンケート結果はSLII(R)導入の成果だと考えられています。他にも「わたしは、直属の上司との話し合いなどを通じて会社との一体感を感じている」、「わたしの直属の上司は、信頼できる」などの項目の社員満足度が向上しました。
弥生において、SLII(R)等のブランチャードプログラム導入後、定着、成果につながった要因は、経営の姿勢から具体的な社内施策まで多岐にわたることがわかりました。詳しくはこちらをご覧ください。