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SLII®導入企業事例SLII®有効活用法リーダーシップ・部下育成

【事例紹介】部下にもリーダーシップを!ボストン・サイエンティフィックにおけるSLII®全社展開

2016年5日20日に行われたSLII®「講師の会」では、ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社様と日本マイクロソフト株式会社様に、取組み事例を発表していただきました。

今回は、ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社人事本部の永峯 雪絵様にお話いただいたことをご紹介いたします。

【研修展開の背景と狙い】全マネジャーとその部下の方々がプログラムを受講

ボストン・サイエンティフィックは、アメリカを本社とした、低侵襲治療を支える先進的な医療機器とテクノロジーを提供する企業で、日本法人は1987年に設立されました。SLII®は過去10年間「途中で途切れながらも行われてきた」そうですが、2013年に「仕切り直し」で、再度全社に本格展開することとなりました。それと同時にSLII®を社内の共通言語として徹底するために、全マネージャーがSLII®を受講するのはもちろんのこと、2015年から2016年にかけての1年間で非管理職の方も全員がSSL*(現:セルフ・リーダーシップ)を受講することになりました。
*SSLとは、現:セルフ・リーダーシップ プログラムの略で、メンバーである自分が成果を出し、かつ成長するために必要なものは何かを見極め、それを自ら得るための方法を学びます。マネージャーの方はSLII®、そのメンバー(部下)の方々はセルフ・リーダーシップを受講していただくことで、大きな相乗効果が期待できます。

ボストン・サイエンティフィックがこの取組みで狙ったことは、次の3点でした。

  1. セルフ・リーダーシップの促進
  2. 個人の成長と業績向上の実現
  3. マネージャーとメンバーの間における信頼関係の構築
    そして、「マネージャーとメンバーの間で効果的なone-on-one(1対1の話し合い)が行われること」が当面の具体的な成果目標として掲げられました。

【研修の効果測定】one-on-oneの実施状況調査

約800名の全社員に研修を受けてもらうために、40セッションものデリバリーをなんとお一人でこなしてきた永峯さん!マネージャー向けとメンバー向けの両方のセッションをご自身で実施したことで、「研修の場で、マネージャー側の声をメンバー側に届けたり、メンバー側の声をマネージャー側に届けたりということができた」とおっしゃいます。

そして、この取組みの狙いと目標が達成できたかどうか、ボストン・サイエンティフィックでは、全社員へのアンケート調査という形できちんと効果測定をなさっています。そのアンケート調査には、次のような質問が含まれています。
・自分の上司とone-on-oneを定期的に実施しているか
・one-on-oneの実施頻度や1回あたりの所要時間はどのくらいか
・one-on-oneではどのようなテーマ(内容)について話しているか
・one-on-oneの内容(話し合いのテーマ)は主に誰(自分か上司)が決めているか
・one-on-oneに満足しているか(内容や実施方法等に意義を感じているか)

なお、2015年12月時点で、one-on-oneを実施していると答えた人は57%で、その比率は受講済みの方が増えていくと共に上昇していくことが期待されています。

【研修の成果を定着させるための秘訣】

最後に、研修の成果が定着するための成功の秘訣として次のことを挙げていただきました。

  1. シニア・マネジメント(上層部)の巻き込み
  2. 明確な目標設定と効果測定
  3. 組織の評価の仕組みとの連動(管理職の評価項目に部下育成が入っているなど)
  4. SLII®(マネージャー向け研修)と”セルフ・リーダーシップ”(メンバー向け研修)のタイムラグを小さくする
    ・・・マネージャーの受講時の熱が冷めないうちに、メンバーへの受講案内が来ると、マネージャーがメンバーに受講に向けた声がけをするようになる
  5. 職場で常にSLII®が目にふれるようにしておく
    ・・・ボストン・サイエンティフィックでは、全拠点(職場)の廊下やコピー機の前に、SLII®のポスターを掲示している
  6. SLII®で出たマネジャー側の声をメンバーに、”セルフ・リーダーシップ”で出たメンバー側の声をマネージャーに共有する
    ・・・マネージャーとメンバー間の距離が縮まる。相手が何を求めているのか、感じているのかの理解が促進する
  7. フォローアップセッションなどを通じて、学習したことの実践の様子を報告してもらい共有する

永峯様、貴重なお話をどうもありがとうございました。
「自分の部下の育成プランを人事と一緒に作成する」など独自の取り組みを行なった日本マイクロソフト様の事例はこちら

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