「ブランチャードサミット」でベストプラクティス企業例として取り上げられた事例をご紹介します。
北米に900店舗のネットワークを有する子供服販売のJustice社です。
ビジネスが拡大する中、自己流で適切とはいえないマネジメントをおこなっていたマネージャー層に、標準的なリーダーシップ手法を武器として与える必要性が生じたJustice社。人事部では、まず自社に求められるリーダーシップ・コンピテンシー・フレームワークを構築し、それと相性がよく、かつ実績が十分に認められていたSLII®を、リーダーシップ開発の軸とすることを選択、一連のカリキュラムを構築したのです。
経営層向けのSLII®のパイロットに始まり、2009年から3年間かけて、ケン・ブランチャード社のプログラムが実施されました。
- 全マネージャーにSLII®
- 販売現場のマネージャーにSTL(Team Leadership)、Coaching for Essentials®
- 物流センターのマネージャーにSFL(Front Leadership)
- 本部の全社員にSSL(Self Leadership)
「このカリキュラムが、企業文化に与えた影響は大きいものでした。」
とHRマネージャーのSheri Sagonaさん。
次のような具体的な結果も紹介されました。
- 93%の社員が自分の仕事が会社全体にどう貢献しているかを理解している
- 92%の社員が、自らイニシアチブを発揮できると感じている
- 84%の社員が、自分の目標は明確で測定可能だと感じている
- 80%の社員が、上司から明確な方向性を示されていると感じている
さらに、Justice社は、2010年以降、創業以来最高の社員定着率と売上高を記録し、市場シェアは9位から2位に浮上したとのこと。
こうした大変すばらしい結果にも増して、最も印象に残ったのがSagonaさんの次の言葉でした。
「SLII(R)は我が社のDNAとなっています。」
次回のSLII®Experience公開講座は
2016年3月7日(月)- 8日(火)
2016年5月16日(月)- 17日(火)
2016年7月11日(月)- 12日(火)
2016年9月12日(月)- 13日(火)
2016年11月9日(水)- 10日(木)
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