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SLII®導入企業事例SLII®有効活用法リーダーシップ・部下育成

弥生株式会社様 ウェビナーレポート「人的資本経営とSLII®効果測定」事例のご紹介

人的資本経営と効果測定

「人材こそが企業価値向上の源泉である」という認識が広がり、投資家も人的資本経営に関する情報開示を求めるようになりました。

人材育成については、当面は、研修費用総額や一人当たり研修費用などの情報が開示されるようになります。人材育成担当者にとっては予算が確保しやすくなり、喜ばしい傾向といえるでしょう。

しかし同時に、それだけの費用を投じて、はたしてどれほどの効果が得られたのかも厳しく問われることとなります。研修をはじめ、人材育成施策の効果測定(図1参照)の重要性はますます高まっている中、いまだ多くの企業では、レベル1(受講者満足度)レベル2(学習度合い、理解度)の測定にとどまっています。


■弥生株式会社様の取り組み

そんな中、弥生株式会社様では、SLII®を実施後、毎年アセスメントを行い、個別に行動変容の度合いを測定(レベル3)し、さらにSLII®実施後のフォローアップ調査を通じてビジネス・インパクトの測定(レベル4)まで実施されていらっしゃいます。今回のウェビナーでは、長年、効果測定をされてきた弥生株式会社・人事の高橋氏、伊藤氏をお迎えし、その成功の鍵についてお話を伺いました。

 「弥生株式会社(以下「弥生」)は会計等の業務ソフトの開発・販売・サポートを行う日本を代表するソフトウエア会社です。社内では、日頃の会議や日常的な1on1、フィードバック等の中でSLII®用語である「S1」「D1」「開発レベル」などという言葉が使われ、SLII®基盤にした全社的な共通言語が形成されています。」(伊藤氏) 
ブランチャードのプログラムの導入は2010年にさかのぼります。導入時のストーリーはこちらからご覧いただけます。

現在の担当されているお二人からは、「その後も、様々な組織変更や環境の変化がありましたが、これまでSLII®をはじめ、セルフ・リーダーシップ等のブランチャードプログラム、また行動変容に関するアセスメントツールLAPII(Leader Action Profile II)を活用し、地道に社内で共通言語化してきた効果が表れています」というお話がありました。

ちなみに・・・・LAPIIと呼ばれるアセスメントツールですが、SLII®を受講した本人、並びにその方のメンバーの方々にご回答いただく180度フィードバックの形式となっています。自己評価と他者評価を比較のみならず、ブランチャード社が持っている過去のデータとの比較も可能な非常に効果的なツールとなっています。

高橋氏からは、これまでの地道な成果として、以下の3点を挙げられました。

  • 2020年コロナ禍においても、ブランチャード社のオンラインプログラムやツールを活用し、フルリモートワークになってもリーダーや組織への満足度を上げた
  • 売り上げも過去6年連続成長(4%~10%)を継続。
  • さらに昨年約170名もの新規採用を行った。

「これまでの地道な取り組みが激変する環境においても、成果を出し続ける“盤石な組織”になったと感じる」(高橋氏)とのことでした。

また、SLII®研修に参加した管理職の方々、及びそのメンバーの皆さんに回答いただく「フォローアップアンケート〔60‐90 day survey〕」の分析からSLII®研修によって、メンバーのパフォーマンスが平均151%に向上したという結果も出ています。 

このフォローアップアンケートは9問の質問からなる簡単なもので、選択式および自由記入形式で、5分程度で回答できる簡単なものです。たとえば、「受講者にどのような行動改善が見られたか」を9つの観点から答えてもらったり、メンバーに対して「リーダーの行動改善によってパフォーマンスがアップしたか」などを聞いていきます。

このフォローアップアンケートは、効果測定の第一人者であるポール・レオーネ博士と協働で開発したもので、集めた情報を基に、ビジネス・インパクトを抽出することが可能です。

このフォローアップアンケートは、効果測定の第一人者であるポール・レオーネ博士と協働で開発したもので、集めた情報を基に、ビジネス・インパクトを抽出することが可能です。


今回のウェビナー参加者からの関心も非常に高く、
『フォローアップアンケートでこんなにもパワフルな効果測定ができるとは!』
『目からうろこで非常に勉強になりました』
『フォローアップアンケートやLAPIIによる効果測定の手法について理解が深まりました』 

といったコメントが数多く寄せられました。

ブランチャードのプログラムを導入中で、レベル3(行動変容)レベル4(ビジネスインパクト)の効果測定にご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

また、新規に研修プログラムの導入をご検討中の方もどうぞお気軽にご相談ください。

・SLII®についてはこちら
・SLII®公開講座はこちら

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