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リーダーシップ・部下育成

あなたが「最高の上司」と評されるために必要な4つのこと

人的資本経営の時代が到来し、従業員エンゲージメントがかってないほど注目されています。従業員エンゲージメントを左右する主要要因のひとつは上司との関係性。75%の人にとって、仕事のストレスが上司に起因している(※)と言われる中、部下のエンゲージメントを高める「最高の上司」になるためには何が必要なのでしょうか? ブランチャード社のシニアコンサルティング・パートナーであるアン・フィリップス氏が、20年以上に渡るリーダーシップ開発の経験から、4つの特性を明かします。

※出所:マッキンゼー社調査

原文はこちら


部下のことを気にかけず、部下が成功するのに必要なものを与えようとしない上司。グレート・レジグネーション(大量自主退職時代)は、そんな上司の下で働くことにうんざりしている人々が次々と退職したことによって起きました。雇用の機会や選択肢がこれほど多くなった今日、従業員たちは従来と同じような待遇に甘んじる必要があるのでしょうか?

グレート・レジグネーションによって「ダメ上司」の正体が露呈したのです。どこの組織でも、従業員が成長し、学び、活躍できるような、最適なモチベーションを高める環境を作り出すリーダーが求めてられています。

ダメ上司の話はもうこのくらいにして、 最高の上司について話しましょう。

過去20年以上にわたって、私は何千人もの社会人に「最高の上司だと思う人」について尋ねてきました。最も信頼でき、部下のためになることを最優先し、必要なツールやリソースを与えて勝利に導いてくれるような上司についてです。問いに対する答えから4つの特性が浮上しました。それらが、皆さんが思う「最高の上司」とどの程度一致するか、考えてみてください。そして、長年にわたって私が人々から得たアドバイスから、他者から最高の能力を引き出すために今日のリーダーが学ぶべきことについて考察してみましょう。

1. 最高の上司は、「評価されたい、理解されたい」という私のニーズに応えてくれた
My best boss met my needs to be appreciated and understood.

人は誰でも、評価され、理解されることを求めているものです。あらゆる場面でそれを求めているのです。もしそうされていなければ、人はやる気を失い、働き甲斐をなくします。今日のリーダーは、パンデミックが起きて以来、特に顕著になっているこのニーズを認識し、それに応える必要があります。誰もが少し疲れているからです。シンプルな解決策があります。ケン・ブランチャード氏が言うように、「正しいことをしている瞬間を捉える」ことです。

2. 最高の上司は、自分自身についての情報を、そして実は弱みを持つことを、私に共有した
My best boss shared information about themselves—they were vulnerable.

ブランチャード社では、「Leadership Point of View(LPOV)」というプログラムを実施しています(※英語版のみ)。リーダーは自分のLPOV、すなわちリーダーとしての考え方を社員と共有することが奨励されています。そうすることで、リーダーが自分自身に、そして社員に、何を期待しているかが明らかになります。

白状しますと、私は、自分のLPOVを作る時、1993年頃の「デイブ」という映画からアイデアを借用しました。この映画は、アメリカ大統領になりすました人物を描いたコメディです。映画の最後のシーンにおいて、デイブは一般教書演説の中で、こう言いました。

「私は自分のことよりも皆さんのことをもっと気にかけなければなりません。私は、自分のことよりも皆さんのことをもっと大切にしなければなりません。自分が信じるもののためなら、このすべてを投げ出すことも厭わなくてはなりません」。

映画自体は単純なコメディでしたが、私はこの言葉にとても衝撃を受けました。映画館で座りながら、この言葉こそが自分がリーダーとしてどう見られたいかを表しているのだと考えたことを今でも覚えています。

リーダーたるもの、リードする上での自分の信念や価値観が明確になっていなければなりません。なぜなら、その信念や価値観が行動の道標になるからです。

3. 最高の上司は、自分が影響を受けるべく、耳を傾けた
My best boss listened to be influenced.

リーダーに耳を傾けてもらえると、「上司は自分をサポートしてくれる」という感覚を強く部下に与えます。耳を傾けることは、ブランチャード社のプログラムで教える基本的なスキルのひとつであり、実に、学習によって習得する行動なのです。 学ぶために、理解するために、そして特に影響を受けるために聴くことは「スキル」です。私たちの多くは、応答するため、アドバイスするため、問題を解決するため、自分自身に関する情報を共有するために、自然に耳を傾けます。 しかし、「影響を受けるべく聴く」ということは、話し手の話に基づいて、自分の考え方を改めたり、違う決断を下したりしてもよいという意欲を持って聴くということです。

つまり、単に相手の話を聞けばよいということではありません。チャレンジすべきは、自分の視点を捨て、他の人の視点を考慮する意欲を持つということです。

4. 最高の上司は、明確で説得力のある目標を設定する。
My best boss sets clear and compelling goals.

ブランチャード社の研修プログラムでは何年も前から、「すべての優れたパフォーマンスは明確な目標から始まる」と言い続けてきました。最近では、あえて「説得力」という言葉を入れていて、今では、「すべての優れたパフォーマンスは、明確で説得力のある目標から始まる」と言うようにしています。「説得力がある」ということは、目標達成に対してモチベーションが湧くということを意味し、やる気を重視しています。なぜなら、感情は行動に影響を与えるからです。

私たちは新しい世界に直面しています。そこでは、メンバーを気遣い、メンバーと分かち合い、メンバーに耳を傾け、メンバーのパフォーマンスをサポートすることが期待されています。これらのスキルを駆使することで、上司はメンバーの現状を把握し、必要に応じて指示を与え、サポートすることができ、部下が輝かしい成功を収めるよう導けることでしょう。


最高の上司になるためのブランチャード・ジャパンの研修プログラムはこちら:

マネジメントの基礎を学ぶマネジメント・エッセンシャルズ
部下の状況に対応してリーダーシップを発揮するSLII®
ブランチャード流コーチングが学べるコーチング・エッセンシャルズ

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