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リーダーシップ・部下育成

来年度の新人研修にお薦め! C&M方式で身に付けるセルフ・リーダーシップ

2020年の4月、コロナ禍という未曾有の状況下での新入社員研修に四苦八苦された担当者の方は多いでしょう。さらに最近では採用担当の方から「どうやって内定者を引き留めよう?」という声も聞こえてくるようになりました。
2021年に向けて、内定者のつなぎとめ、そして入社後の研修はどのように行えばいいのでしょうか?

ブランチャードが自信をもってお薦めするのが、C&M (コラボ+モデレート、英文表記はcollaborative & moderated)という新しい研修方式によるセルフ・リーダーシップのプログラムです。このプログラムによって、受講者の学びとネットワーキングを効果的に促進し、自組織に対するエンゲージメントを高めることができます。
また、内定者や新入社員にのみならず、横のつながりを強化したい若手社員や中堅層にもご活用いただけます。

本記事では、このプログラムで使われるC&Mというモダリティ(modality = 研修提供方式)とセルフ・リーダーシップというコンテンツ(contents = 研修内容)についてご紹介いたします。

研修方式の新潮流:ラーニング・ジャーニー(学習の旅) 

今日、ありとあらゆる企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)によるビジネスモデル変革を模索しています。そのビジネスモデルでは、商品・サービスを売って終わりという「商品提供型モデル」から「体験提供型モデル」への脱皮が不可欠で、一連のユーザー体験を「ジャーニー(旅)」として捉えます。そのジャーニーにおいて、企業は、最適なタイミング、コンテンツ、コミュニケーションを捉えて価値提供することが求められます。

研修におけるラーニング・ジャーニーの考え方も、このDXの考え方から来ています。学習者が所属組織の中で成長し、力を発揮し、充実したビジネスライフを送るという「ラーニング・ジャーニー」に伴走しながら、最適なタイミングで最適な学習コンテンツを最適な手段(Eラーニング、集合研修など)で提供するのが、新潮流の研修方式なのです。

ケン・ブランチャード社では昨年からラーニング・ジャーニーの専門家を迎え入れ、モダリティ(研修提供方法)の刷新に取り組んできました。そうして、生み出したのが「C&M方式セルフ・リーダーシップ」プログラムで、今年からグローバルに展開しています。すでに、多くの企業に参加いただいています。

「C&M」方式とは?

C&Mは、「コラボレーション&モデレート」の略語です(英文表記はcollaborative & moderated)。「コラボレーション」は受講者同士で協力し合うことを意味し、「モデレート」は、受講者の相互学習を促進するモデレーターが介在することを意味します。受講者のセルフ・リーダーシップや受講者同士の協力を促進しながら、モデレーターが介在することで受講者の学びとネットワーキングを最大限にし、自組織に対するエンゲージメントをも高めて行きます。

C&M方式は、50人から数百人といった大人数を対象として行われます。たとえば、新入社員や内定者全員や、ある階層の全員など、対象層をひと括りにして学習体験を共有させたいときに最適です。

ブランチャードのC&M方式「セルフ・リーダーシップ」プログラムの期間は6週間ですが、期間中は、学習のための様々なコンテンツが提供され、必要なときに必要なものを参照することができます。また、その間に課される様々な課題に取り組み、週に1回はオンライン上に受講者が集まり、講師のモデレーションの下、意見交換を行います。これら全てが、C&M用に開発されたIntrepidというITプラットフォームの上で行われます。

C&M(コラボ+モデレート)方式の4つの特徴

C&M方式には、次の4つの特徴があります。

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特徴1:受講者主導で、一定期間、共に旅する
C&M方式では、いわゆる「反転学習方式」を取ります。毎週、課される様々な課題に受講者は取り組み、オンライン上の集合セッションでは、受講者が提出した事前課題のアウトプットを題材にして、講師がファシリテーションしていきます。「講義を受ける」といった受け身の姿勢ではなく、自分たちで旅を切り開いていくのです。

特徴2:超実践的な内容で、日々の業務や悩みに直結
学習内容は、受講者が期間中に職場で体験しそうなことに沿って、組み立てられています。たとえば、新入社員としてどのようにリーダーシップを発揮したらよいのか、リモートワークの環境下で職場の人とどうかかわっていけばよいのかなど、極めて実践的な内容です。

特徴3:講師、コミュニティマネジャー、そして受講者同士で支え合うソーシャル学習
事前学習は、受講者が一人で取り組むのではありません。オンライン上で、受講者同士がアドバイスし合いながら取り組みます。もちろん、受講者同士ではわからないことは、講師がアドバイスします。また、プログラムにはコミュニティマネジャーがいて、オンライン上の投稿が途絶えないよう活性化させる役割を担います。

特徴4:マイクロラーニングで、いつでも自習・復習
課題は、すべてバイトサイズ(数分間)のモジュールで構成されています。受講者は、学習後も、必要な部分を必要なときにPCやスマホから見ることができます。たとえば、翌週に上司と目標設定の面談が予定されているときなら、「目標設定の面談」の動画モジュールを観て、備えるといった具合です。

こうした学習方法はマイクロラーニングと呼ばれ、近年、注目されています。

リモートワークに不可欠なセルフ・リーダーシップ

次に、プログラムのコンテンツ(学習内容)についてご紹介します。

ケン・ブランチャード社のリーダーシップモデルとして知られるのが、部下の開発レベルに応じて適切な指導を施すSLII®です。これは世界中の企業においてリーダー育成のために最も採択されているモデルと言われています。これを部下用に仕立て直したのが「セルフ・リーダーシップ」プログラムです。自分が高い成果をあげるために何が必要かを見極め、それを自発的に手に入れるためのマインドセットとスキルセットを学びます。

リモートワーク下ではこのような自立性が欠かせないことは言うまでもありません。
そして、このプログラムでは、以下の問いに対する答えを探求し、獲得していきます。

  • 私たちが直面する状況について、どんな思い込みと制約があるだろうか?それが、自分たちの成功をどう妨げているだろうか?
  • セルフ・リーダーとなり、リモートワーク下でも積極的に行動を起こしていくにはどうしたらよいか?
  • 自分の「開発レベル」を診断して、自分が必要なものを上司に掛け合う方法は?
  • オンラインでの上司との個別面談(one-on-one)で会話を効果的に主導するには?
  • バーチャルチームで、自分の「パワーの要素」(影響力の源)を活用するには?
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なお、セルフ・リーダーシップのモデルについては、以下の記事でも紹介していますので、ご参照ください。

働き方改革に欠かせないセルフ・リーダーシップ(2018.2.23)
コロナ禍で求められるセルフ・リーダーシップ(2020.5.11)

「C&M方式セルフ・リーダーシップ」を受講した人たちは・・・

今年、ケン・ブランチャード社が公開講座として実施した「C&M方式セルフ・リーダーシップ」プログラムには、世界17か国から265名の方が参加されました。その中には、日本企業や日本人受講者も含まれています。

受講された方からは、次のような声が上がっていました。

「自分が必要とするものを獲得するために、自己診断し、マッチングさせ、上司と会話する術が学べて良かったです。フレームワークはとてもインパクトがあり、早く実践してみようと思います!」

「本プログラムの全体を通して、納得感がありました。職場の皆にもこのプログラムを受けてほしいです。そうすれば、より効果的に仕事がこなせるようになるだけではなく、人間関係も向上すると思うからです。すごくナイスなプログラムでした。」

そして、6週間のプログラムの完了後には、次の結果が出ています。

  • 93%の人が、成果創出に向かえるような、明確でやりがいのある目標が設定できた
  • 96%の人が、直近30日以内に上司またはそれ以外の上層部の人と個別面談(one-on-one)を持った
  • 95%の人が、自身のマイナス思考を、プラス思考に転換し、行動を起こすスキルを得た
  • 89%の人が、自身の目標達成のために必要な指示と支援を自ら積極的に求めるスキルを得た

2020年11月から日本でも、この「C&M方式セルフ・リーダーシップ」プログラムの提供が始まります。
詳しくは、是非、11月26日(水)の説明会にご参加ください。ご都合のつかない方は、お気軽にブランチャード・ジャパンまでお問合せください。
説明会の詳細はこちら

なお、ご説明してきたモダリティとコンテンツの全容をこちらの図にまとめています。画像を右クリックして「画像だけを表示」にしてご参照ください。

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さあ、一緒にラーニング・ジャーニー(学習の旅)に出かけましょう!

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