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ケン・ブランチャード社からの最新情報

新常態でも必須の『1分間マネジャー』3つの秘訣 ― 今、実践すべきマネジメントスキルの王道

先般、我らがケン・ブランチャード博士が、コロナ禍による新常態(ニューノーマル)におけるマネジメントについてメッセージを出しました。マネジャーを務める皆さまにお届けしたく、ご紹介いたします。

(以下、ケン・ブランチャード博士による2020年12月18日付けブログ記事の和訳)

『1分間マネジャー』を書き直した訳

スペンサー・ジョンソンと私は、『The One Minute Manager®』(邦題『1分間マネジャー』)を発刊した1982年以降、環境職場が劇的に変化してきたことに気付き、本の内容を改定することにしました。
この本の初版当時は、トップダウンのリーダーシップが標準的でした。「1分間マネジャー」は目標を設定し、それを部下に示し、達成に向けてやるべき仕事を指示していました。そして、誰を褒めて、誰を叱責するかをマネジャーが決めていました。

2015年には、『新版One Minute Manager®』を出版しました。本書では、時代に適した「3つの秘訣」(1分間の目標設定、1分間の称賛、1分間の軌道修正)を紹介しています。「新しい1分間マネジャー」は、指示命令型のリーダーシップが機能しなくなったことを認識し、部下に寄り添うリーダーシップ(マネジャーが部下とパートナーシップを組むスタイル)がはるかに効果的であることに気づいたのです。

今日の職場と3つの秘訣

ご存知のとおり、2020年にCovid-19のパンデミックによって、仕事のやり方が大きく変化することとなりました。いかなる組織も業界も、新常態において進化し続け、さらには生き残るために、前例がないほどの勢いでビジネスのやり方を変革することを余儀なくされています。 1年前とは大きく異なるこの環境で、マネジャーはどのようにして人々を効果的にリードし続けたらよいのでしょうか。おなじみの3つの秘訣を振り返ってみましょう。そして、今日の絶え間なく変化する職場環境でそれらをどのように適用できるかを見てみましょう。

①1分間の目標設定

従業員たちは1か所に集まることがなくなり、中には遠く離れたところで仕事に従事している人もいるため、コラボレーションとチームワークがこれまで以上に重要になっています。ビデオ会議や電話がコミュニケーションの手段となり、従来の対面式の会議、同僚との昼食、廊下で誰かに出くわすといったことはもはや期待できません。

しかし、マネジャーが1分間の目標設定をする、つまり1つ目の秘訣を遂行するためには、メンバーと協力して作業する必要があります。誰にとっても、自分の責任が明確になるのは良いことですから、まず、マネジャーとメンバーが最も重要な目標について合意するようにしましょう。その目標について、期待することを明確に提示し、良い仕事とは具体的にどういうことかを明らかにできるかどうかは、マネジャーにかかっています。次に、両者で進捗状況を定期的に確認し合います。そして、メンバーには、自分の行動が目標と一致していることを確認すべく、日々の行いを自己管理してもらいましょう。

②1分間の称賛

マネジャーとメンバーが物理的に近くで働いているかどうかにかかわらず、マネジャーとしては、正しいことをしている人々を見出し、すぐに称賛することの重要性を念頭に置いておくべきです。この2つ目の秘訣は、リーダーが人々を励まし、やる気にさせるために活用できる最も強力なツールの1つです。メンバーが正しいことをしているのを見つけたら、できるだけ早くその人を称賛してください。その行動の正しさを具体的に相手に伝えましょう。あなたがその行動を目にしてどれほど嬉しく感じているかを相手に伝えましょう。そして、少し間をとって、相手も心地よくなる時間を与えましょう。同じことをもっと行うように励まし、あなたが相手を信頼していて、相手の成功を支えるつもりがあることをはっきりと伝えましょう。

③1分間の軌道修正

3つ目の秘訣は元々「1分間叱責」でしたが、スペンサーと私はそれを改定しました。なぜなら、今日、加速化する仕事のペースに対応すべく、私たちは常に学習モードにいるからです。学習者を叱責したり罰したりすることは役に立ちません。したがって、誰かが重大な間違いを犯したり、単に軌道に乗っていなかったりする場合は、「1分間の軌道修正」を提供する必要があります。その人の目標が明確である場合は、間違いからできるだけ早く軌道を修正します。事実を確認し、間違いを一緒に確認します。説明は具体的にすべきです。間違いについて、そしてその間違いが目指す成果に与える影響について、あなたがどのように感じているかを表現してください。次に、少し間をおいて、その人が自分のしたことが問題だったと感じられる時間の猶予を与えます。相手はそのような過ちをし続けるような人ではなく優秀な人材であることをあなたは知っており、人間としても素晴らしいと認識していることを、相手に知らせましょう。あなたは相手への自信と信頼を持っており、相手の成功を支えるつもりであることを相手に思い出させましょう。そして、軌道修正の会話が終わったなら、一件落着と心得ることです。

さて、2021年を迎え、これら3つの分野について皆さんはどのように取り組んでいますか?年初にメンバーの目標設定をメンバーと共に行いましたか?在宅勤務をしているときや、リモートで仕事をしている最中でもメンバーの正しき行動を捉えるための方法をいろいろと模索していますか?「1分間の称賛」または「1分間の軌道修正」をバーチャルで効果的に行う方法について何かアイデアはありますか?

今日のような状況でも、1分間マネジャーの3つの秘訣は今までに増して適切であり有効です。マネジャーにとって、良い人間関係を築き、個人的な目標と仕事上の目標の両方を達成するために必要な強力なツールであることに変わりありません。そして、新常態ニューノーマルの職場において、ところどころに微調整を加えることで、必要なときにいつでも活用することができます。3つの秘訣を使いこなすかどうかはあなた次第です。


ケン・ブランチャード博士の『1分間マネジャー』における3つの秘訣が学べるのが「マネジメント・エッセンシャルズ」研修プログラム
公開講座はこちら

英語原文はこちら

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